【day25】映画感想メモ

お疲れ様です。

昨日オペは無事に終わり、今日は見事にほっぺが腫れました。

お医者さんによれば明日はもっと腫れるとのこと。憂鬱だなぁ。

病室では相変わらずやることがなくて、スマホで映画ばかり観ているのですが、こんなに映画ばかり見ることも普段ないので、メモ程度に感想を書いておこうと思います。

ネタバレの配慮は一切しないので、お嫌な方はご注意ください。

✅罪の声

★★☆☆☆

率直な感想としては、まず尺が長いと思いました。

尺が長いのに、全体的に愉快なシーンや掛け合いもなく、後半になればなるほど凄惨なシーンが多くて観ていてしんどい、疲れます。

結末で明かされる星野源の母や叔父の身勝手さには憤りを感じてしまい、ラストの小栗旬の「社会部に戻った&スーツ作りに来たよっ」ではそのイライラを払拭できなかったので後味も憂鬱でした(星野源にも小栗旬に罪はない。)

✅マスカレードナイト

★★★★☆

罪の声の次に見たことも影響してると思うけれど、舞台がホテル、しかも仮面舞踏会が絡んでいるということで、とにかく画面が華やか、サントラも絢爛豪華なので、それだけで満足度は高いです。

一人一人の仮装衣装とか素晴らしかった。

さすがに、犯人が長澤まさみの腕時計を使って感電タイマーをセットしたというところは突っ込まずにはいられなかったけど(なんで計画的殺人なのに自分の時計を用意してないのよ)、結果的に死者が出ることなく大団円、キャスト皆が新たな未来を清々しく迎えていたのでOKです。

✅シグナル

★★★★☆

明らかに武闘派じゃない坂口健太郎がワイシャツ血まみれ&お顔痣まみれ&片腕負傷してもスーツの袖使ってテロリストを締め上げ&イルミネーションを体に巻きつけて歩道橋からダイブ、という凄まじい戦闘をこなしていてめちゃちゃびっくりしました。

とくにクライマックスのたった一人で順番に三人のテロリストを倒していく様はかっこよかったです。

ラストシーンが意味ありげな終わり方でなければ完璧だった。

祈りの幕が下りる時

★★★★★

尺も俳優陣も音楽も全てが完璧でした。病室で号泣した。

どうしてこの作品はアカデミー賞をとっていないのでしょう。

マスカレードナイトと同じ作者が原作者というのが信じられないのだけれど、こうも毛色が違う作品を描けてしまう東野圭吾は最強なのだと改めて思いました。

雰囲気も重すぎず、軽すぎず、でもすごく引き込まれて集中して観てしまいました。

あれですね、完璧すぎる作品を前にすると言葉がそれ以上出てきませんね。

✅三度目の殺人

★★☆☆☆

三度目、というのが最後の死刑判決を指していて、司法の問題点を訴えたいのだと私は受け取ったのだけれど、それにしてももうちょっとスッキリした終わり方にしてほしかったというのが個人的な感想です。

この作品において「誰が犯人か」は問題ではないのだろうけれど、途中断片的に挿入されていたすずちゃんとの共犯を仄めかすシーンとかをラストにまとめて持ってくるとかして、せめて匂わせる形で種明かしをしてくれたら観終わった後にもうちょっとさっぱりした気持ちになれたと思います。

何度も観る作品にしては画面が暗いのと勢いがないのでちょっとしんどい、なので一度で見てわかるようにしてほしかったですね。